
座礁・混獲鯨類の「生存」の確認は,原則として以下の基準によって行う。
いかなる場合でも,正常な状態で呼吸しているときには,「生存」と判断し,
原則として,速やかに逃がすための作業を開始する。
この他については,以下の基準に基づいて適切に判断する。
■鯨体をすぐそばで観察できるあるいは鯨体に直接触れられる場合
つぎの現象のうち,すくなくともひとつが確認できれば「生存」と判断する。
1呼吸孔が開閉している。
2目の前後を叩くとまばたきする。
3胸部に手をあてると,心拍が確認できる。
4尾びれを上げるなどの自発的運動が見られる。
■鯨体を遠くからしか観察できない場合
1.発見後10分以内に,つぎの現象のうちのいずれかひとつが確認されれば「 生存」と判断する。
1呼吸音が聞こえた。
2“潮”を吹いた。
3潜水行動をはじめた。
2.発見後10分以内に,つぎの現象がすくなくとも2つ確認されれば「生存」と判断する。
1鯨体が水面の浮上場所から移動した。
2水面上に見られた鯨体の一部が別の部分に変わった。
3尾びれ,胸びれ,および体の一部が動いている。
|