2016年3月24日 日本捕鯨協会

新南極海鯨類科学調査船団が下関入港
シーシェパードの妨害なく計画通り終了

昨年12月1日に出港し、南極海で鯨類科学調査に従事していた第1回新南極海鯨類科学調査船団が今朝無事に山口県下関港へ帰港しました。
今朝帰港したのは調査母船「日新丸」と目視採集調査船「勇新丸」、「第二勇新丸」の3隻。その他、目視調査船「第三勇新丸」と監視船「第二昭南丸」が一足早く23日にそれぞれ宮城県塩釜港、山口県下関港へ帰港していました。
3隻が入港した下関港あるかぽーと岸壁では、午前11時30分から下関市の主催で入港式が行われ、中尾友昭下関市長、本川一善農林水産事務次官、森下丈二IWC日本政府代表等が出席した他、当協会からも山村和夫会長が出席し、長期航海から戻った調査員と乗組員等の無事の帰港を祝福しました。



南極海における鯨類科学調査は、2014年3月の国際司法裁判所の判決を踏まえ、第二期南極海鯨類捕獲調査(JARPAU)に代わる新たな12カ年調査計画「新南極海鯨類科学調査(NEWREP-A)を策定し、今回がその第一回目の調査航海となりました。昨年12月23日から今年2月25日まで65日間の調査期間中、シーシェパードによる妨害に遭遇することもなく、計画通りクロミンククジラ333頭のサンプリングを完了した他、バイオプシー標本採集や自然標識撮影、オキアミ類の資源量調査など非致死的調査を含め、広範な調査を実施しました。これら調査で得られたデータ及び採集標本は、今後、国内外の研究機関との共同研究により分析及び解析が行われ、南極海における生態系の解明や鯨類資源の管理に役立てられます。


調査内容や結果に関する詳細な情報は下記の水産庁及び日本鯨類研究所のプレスリリースを参照下さい